ごきげんよう。
タロット占いで運気上昇☆の中込あいです
今日は張り切ってカード解説いってみましょー！
ピックアップカードはこちら
「力～STRENGTH～」です！
「チカラ」と聞いてまず
あなたは何を思い浮かべるかしら？
マッチョ？やっぱりマッチョ？
筋肉マッスル？
グリーンジャイアントみたいな
ムキムキ力持ちかしら。
しかしね、
タロットの「力」のカードは
このように
白く美しい女性が描かれているのよ。
決してこの女性が
脱いだらアンジェ○ーナジョリーみたいに
ムッキムキとかそういうことではないのよ。
ここでいう力とは
「攻撃する力」「相手を制圧する力」
という肉体に端を発する「力」ではなく
「心」「不屈の精神力」
のことを表しているのよ。
生きていく上では
ムキムキな力も必要なことがあるわ。
けれどそれはある意味単純な武力よ。
老若男女問わず
「人間である以上必要な力」
「本当に強い力」
というのは
自分自身の煩悩、欲、
醜い部分、弱い部分、汚い部分、脆い部分
それらが
自分自身の中にあることを恐れない強さよ。
このライオンにビビらない強さのことです。
そしてそれらを
真っすぐに見つめて
向き合って認めて、
そして受け入れ、
飼いならす力のことを示しているのです。
このライオンは、まさに
人間の欲や煩悩の化身といえるものです。
欲に溺れた人間のことを
時に「動物のようだ」と言うでしょう？
「悪魔～The DEVIL～」のカードでも、
欲にまみれて退化する人間を、
ひづめや角やシッポで表現しています。
（悪魔～The DEVIL～の解説はこちらよん）←クリック！
首輪も檻もない獣なんて
リアルにいたら恐すぎます。
いつ噛まれるやら分かりゃしない。
殺されることだってあるかもしれないわよね。
けれど、
我々人間には誰しも必ず、
それほどまでに強烈で
他人や自分をも食殺すかもしれない獣が
心の中にいるんです。
それを人は
「エゴ・欲・煩悩」
などなどと呼びます。
このカードの女性は、
なんとも優しく穏やかに、
その獣の口をスッと閉ざしています。
押さえつけるでなく、
無理矢理でなく、
手を添えるように、
自然にそっと閉ざしています。
「エゴ・欲・煩悩」に
打ち勝つという意味では
「戦車～The CHARIOT～」のカードも
似ているものを感じるわよね。
けれど「戦車」は
「エゴ・欲・煩悩」を
乗りこなしてコントロールしようとしている
カードなのよ。
コントロールというのは失敗することもあるわ。
そして疲労することもあるでしょう。
まだまだ、獣は暴走する可能性があるわ。
（戦車～The CHARIOT～の解説はこちらよ）←クリック！
けれどこの「力」のカードは
獣を乗りこなしたり、
首輪を付けたり檻に入れたりせずに、
そのままの姿で
自然にライオンをそばに置いているのです。
そもそも
「恐怖や不安」というものは
「それをちゃんと理解していないから湧き上るもの」
でもあるわ。
彼女はこの獣（エゴ・欲・煩悩）から
目をそらさずに、
よく観察して、
理解して、
時にはその獣にエサを与え、
散歩をさせw
発散もさせながら
抑圧するのではなく抑制する術を知っているので、
わざわざ首輪を付けたり
檻に押し込む必要がないのでしょう。
宗教などには、
この獣をとかく汚れた存在とし、
このライオンを消そうとする
傾向にあるものがあるわよね。
そういう宗教や思想は苦しいわ。
無理よ無理w
だってそんな、
このライオンがいなかったら人間じゃないわよ。
それができてたらもう
光の存在になってるっつーの。
でも私たちは人間だからね、
あれ？人間じゃない人これ読んでる？
妖精さん？ははは、じゃあごめんね～
あなたが肉体を持つ人間である以上、
必ずこのライオンは存在しているわ。
このライオンを飼いならすことは
全ての人間に共通する
魂のカリキュラムのひとつでもあるのでしょう。
また時に、
この獣（エゴ・欲・煩悩）を
無くした人・減らした人には
天使や守り神がつくみたいな
教えがあったりするけれど、
それは半分合ってて半分違うように思うわ。
何もかもを受け入れ許すことが清いのかしら。
それが清いというのなら
清ければ良いというもんでもないと
私は思っているわ。
「私はエゴにまみれて欲だらけの人間だから、
見えない存在に守ってもらえないんだ」
なんて無意味に拗ねることは無いのよ。
だって誰にでも守護応援団はついているからね。
ただ、
やはりこの獣を垂れ流しにしていると
魂の進化はどんどん遅くなっていくので、
そういう姿を守護応援団に見せていたら
ガッカリはさせるでしょうけれどねw
だけど、
清廉潔白だからエラいとか
そういうもんでもないと私は思っておりますわ。
この獣のエネルギーがないと、
色々なことは生まれないからね。
分かりやすく言えば芸術なんかもそうよね。
いや、全ての行動には
やはりこの獣のエネルギーが
付随しているんじゃないかしら。
だからね、
犯罪レベルのことは話しが違うけれど、
いい人ぶってしまったりとか
自分の弱さ脆さ醜さに気づいた時に、
いちいちハートを痛める必要はないと思うのよ。
そうした
「自分との対話」「内観」
「本当の意味での自分の内側と向き合うこと」
が必要な時に出るカードよ。
そう頻繁には出ないわね、このカードは。
逆位置や否定的な出方になると、
やはりそうした
「獣に負ける時」「暴走している」
「抑圧になっている」
あらゆる感情において
「苦しさを伴っている時」かな。
「獣を見つめる力が弱まっている時」
という感じでしょうか。
願わくば、
常に自分の獣を意識して
過ごしていたいですね。
私も日々勉強です。
この獣を意識する時、
間違いなくあなたの魂は
進化をしているわよ☆
読んでくれてありがとう☆
あい🍀
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