タロットウォーズ・３巻の感想【※ネタバレ注意】

ごきげんよう。

タロット占い師の中込あいです

 

 

 

タロットウォーズ・第３巻の感想文です。

※文庫本版です。

 

 

 

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第３巻は出だしからブッ飛んでいます。

志摩くんがタロットを使って性転換をします。

さらに、

志摩くんがヤンデレであることを自白します。

 

 

 

※ヤンデレが分からない人はググろうね。

「僕だけを見つめて！僕のために人形のように生きてくれないと嫉妬に耐えられない！」みたいなや〜つ。

 

 

 

順調に女体化していく志摩くんが

淫魔サキュバスやインキュバスに襲われて

エラい目に遭います。

それを、

逆にタロットを使って男体化した

雪乃・純・絵里香が助けます。

 

 

 

絵里香お嬢様に至っては、

男体化すると共に性格も変わってしまい、

邪魔だ！と長い髪を切ってしまいます。

あ〜あ。

 

 

 

ってかタロットで性転換できるなら

新宿二丁目でバカ儲けできそうだね！！

「メスもホルモン剤も使わず

魔術で性転換はじめました☆」

って、それ専門で死ぬほど稼げるな。

性転換は１話で終わり（よかった；）

続いては、

純が、動物の心を操る心優しい悪魔ペネムと恋に落ちます。

クールキャラの純がデレる貴重な回です。

 

 

 

でも、ペネムは純をかばって・・・

切ないお話でございます。

人間にだけでなく、悪魔にも容赦しない

ルシファーを必ず倒すと

純は決意を新たにするのでした・・・

タロットだけでなく、

占星術のお話も出てきました。

現代だからこそ、インターネットで簡単に

ホロスコープを出すことができますが、

パソコンが個人のものではない時代は

ホロスコープも手書きだったんですよね〜。

 

 

 

１９９９年のグランドクロスのお話も出てきます。

現在は２０１９年なので、

あれから２０年経つわけですが、

１９９９年に人類が滅亡するからって

自暴自棄にならなくて良かったですねえ（しみじみ）

やはり個人個人が腹を据えて、

情報に惑わされないで日々を過ごすのが一番ですね。

 

 

 

漫画の方は、キリストが登場します。

キリストが天国から地獄に降りて、

「父の使いの敵情視察だ」と言って

ルシファーを煽ります。

もはや「聖☆おにいさん」みたいになってきました。

志摩くんが工事現場で涙を流す少女と出会います。

その少女の正体は

工事現場とともに消えてしまいそうな

地の精霊でした。

 

 

 

結局何もできないまま、

地の精霊は奪われてゆく自然とともに

消えてしまいました。

 

 

 

助けることができなかった志摩くんは

「ぼくは何の力もない…ただの汚い人間なんだ」

と自暴自棄になってしまい、

屋上で授業をサボる不良たちに混ざって、

目薬遊びをします。

※昔は目薬の中にヤバイ成分が入っていたんだよ☆

 

 

 

ラリっている状態でタロットをする志摩くんは、

「正気の時に感じたインスピレーションがクズに思えてくる」と、

落第者のお手本のように堕落していきます。

 

 

 

あれよあれよと、

たったの４〜５ページくらいで禁断症状が出て、

ポンプってやつですか、

注射器で薬を注入するガチ勢になってしまいます。

 

 

 

一方その頃、雪乃は

きちんとしまっていたタロットデッキから

「死神」のカードがパラリと落ちて

何か胸騒ぎを覚え、

志摩くんが入院する精神病院へ行くのでした。

 

 

 

志摩くん、よく捕まらなかったね。

未成年だから？

 

 

 

雪乃は精神病院にお見舞いにきていた

志摩くんの悪友たちに

大麻のようなものをすすめられ、

雪乃がミイラ取りのミイラになりそうになるところを

純がひっぱたいて目覚めさせます。

 

 

 

雪乃と志摩に説教する純ですが、

先ほど出てきた悪魔ペネムとの失恋を突っ込まれると、

「あっはっは、この手首の傷の跡見る！？」と、

リストカットした跡を

サラッと雪乃に見せるシーンがあります。

 

 

 

いや〜なんつ〜か・・・

薬物にしろリストカットにしろ、

重いことが軽く爽やかに描かれすぎていて

置いてけぼり感が半端ねえわ。

 

 

 

純は天才高校生として有名だったり、

志摩くんはフェミニスト教団の偉い人ですが

こういう弱い人間らしい一面もある

ということですねえ。

絵里香お嬢様が、夜毎夢にうなされているので

その原因を雪乃と純がタロットでリーディングすると、

アトランティス時代をベースとした

架空の精神世界ではないかと突き止めます。

 

 

 

絵里香自身も、プラトンを降霊して

ヘブライ語を話し出します。

アトランティスってヘブライ語なの？？

 

 

 

そしてまたまた、肉体から幽体離脱して、

絵里香・雪乃・純の３人は

アトランティスの世界にアストラルトリップします。

※志摩くんはまだ薬物使用の余波で入院中です☆

 

 

 

で、アトランティス世界での

絵里香の悲しい出来事を

昇華させてあげることに成功します。

 

 

 

オチは、これが夢ではなく過去世での記憶だったのでは！？

ということですが。

過去世から引きずる思考パターンなどは

普段の鑑定セッションでもよく出てくるので

珍しいテーマではないですな！

フリーメイソンが出てきます。

「友達の友達が宇宙人」みたいなノリで言う事実ですが、

私の知人がフリーメイソンに入ったんですよね。

昨今では秘密結社とは言えない風になってきておりますね。

まあ命が惜しいので、興味はありませんがね。

（って言っておこう）

 

 

 

雪乃が学校でめまいを起こし、

オカルトポリススクールに迷い込みます。

オカルトポリスとは

悪魔から人々を守る警察官だそうです。

 

 

 

目標はルシファーの滅亡と、

１９９９年人類破滅の予言を打ち破ること。

だそうです。

 

 

 

何だかよく分からないうちに、雪乃は

オカルトポリスになるべく鍛えられます。

 

 

 

トートタロットの作者、

アレイスター・クロウリーさんも登場します。

ウェイト版タロットを作った

アーサー・ウェイトさんも登場します。

 

 

 

何だかよく分からないうちに

戦いが繰り広げられ、

絵里香は棄権して

雪乃・純・志摩は勝ち残りました。

 

 

 

何だかよく分からないうちに

バトル漫画になっていて、

あれよあれよという間に準決勝！！

 

 

 

いろいろ置いてけぼりになりながら

次巻へ続くのであった・・・！！

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい