「天恵さん」の雲海。

ごきげんよう。

タロット占い師の中込あいです

 

 

あつこ叔母ちゃまが３０代の半ば頃の

スピいい話です。

 

 

 

あつこさんは、

とある週刊誌の広告を見た時から

それが気になって気になって

仕方なくなりました。

 

 

 

それは孔子の子孫が描いた、

天恵さんという人物が描かれた絵でした。

 

 

 

（まず孔子の子孫という時点で怪しい中華臭がします。

ですが今少しググりましたら、

孔子の子孫って200万人ほどいらっしゃるそうですね。

 

 

 

直系でない子孫も含めたら

400万人以上いらっしゃるとのこと。

膨大な家系図ができあがっちゃったらしいです。

 

 

 

これを聞くと、

その天恵さんの絵を描いた方も

本当に孔子のご子孫なんだろうなあと思いましたね。）

 

 

 

そして週刊誌の広告なんて

ありがたみもグッと下がると言いますか、

これさえあれば億万長者！異性にもモテモテ！

筋肉ムキムキ！背も少し伸びるよ！

と半ばギャグとも言えるキャッチコピーで

怪しい数珠や変なネックレスを買うのと

同じくらいヤバい香りがします。

 

 

 

だけど、あつこさんはその絵が

気になって気になって

仕方なくなってしまったのです。

 

 

 

姉である典子（私の母）の元に

あつこさんから電話がかかってきました。

面倒になった典子は、

「そんなに気になるなら、買うたらええやん。」

と、ごもっともな言葉を言い放ちました。

 

 

 

その言葉に背中を押されたあつこさんは

孔子の子孫が描いたという

天恵さんの絵を購入したのでした。

 

 

 

その絵がこちらです。

 

 

大きな額入りのものと、

ハガキサイズのものと、

カードサイズにラミネートされたものなどが

梱包されていたそうです。

 

 

 

あつこさんは、

カードサイズのものは持ち歩くことにし、

メインの大きな額入りの絵は

グランドピアノの上に飾ることにしました。

 

 

 

手元に届いてすぐに飾ったそうですが、

届いたその日か、

数日後だったかに、

あつこさんが生涯忘れられない出来事が起こりました。

 

 

この天恵さんの絵が届いた当日か、

数日後かに、グランドピアノの上に

天恵さんを飾った後、

 

 

 

あつこさんは、兵庫県豊岡市の自宅から、

養父（やぶ）の方に車で出かけました。

母のとしこさん（私の祖母）が

ピアノの先生をしていたので

その生徒さんの家に

車で送りに行ったのでした。

 

 

 

また終わる頃に迎えに行くまで

一度家に帰ろうと、

養父から豊岡まで車で帰る途中、

円山川の近くの日高あたりを運転中に

 

 

 

あつこさんの頭の上に

ヒトの手が乗っかってくる感覚がありました。

 

 

 

え！？ひゃあ！！！？

と驚いたあつこさんは、

咄嗟にその手を払いのけました。

 

 

 

しかし何度払いのけても、

その手はあつこさんの頭の上に

乗せられました。

 

 

 

寝ぼけるような時間帯でもないし、

薬もお酒ももちろん入っていない状態です。

思わず払いのけるほどハッキリと

確かに頭の上に手が置かれた感覚が

あったそうです。

 

 

なんとか平静を保って家に帰り、

なんやったんや？

と思いつつグランドピアノのある

奥のリビングに行く引き戸を開けた途端、

 

 

 

あつこさんは呆気に取られてしまいました。

 

 

 

なぜなら、そのグランドピアノのある部屋全体が

まるで真っ白な雲の中にいるような

雲海に包まれた別世界になっていたのです。

 

 

 

状況をすぐに理解できるわけありません。

「へ。。？え。。？」と

言葉にもなるわけありません。

 

 

 

あつこさんが足元を見ると、

自分の足も見えないくらい

そこには白い雲がかかっているのですから。

 

 

 

あつこさんの胸の下まで

部屋全体が雲海になっているのでした。

 

 

 

わけが分からないながらも

部屋の中を進むと、

グランドピアノの上に飾ってある天恵さんから、

シュワー！シュワー！と

白い霧のようなものが

絶えず噴き出しているのでした。

 

 

 

まるでお風呂の水を出しっぱなしにしていたみたいに、

養父に出かけている間

ずっと白い霧が天恵さんから出続けていたのかもしれません。

 

 

 

あつこさんは目の前でハッキリとみえた

圧倒的な神秘の光景に

魂が震え、自然と涙がこぼれ、

 

 

 

即、東京の典子に電話をしました。笑

 

 

 

典子が同じテンションになってくれたかは謎ですし、

その雲海がいつ消えたのかも

ハッキリと覚えていないそうです。

 

 

ただ不思議なのは、

そのグランドピアノのある部屋は

キッチンのある部屋や廊下に繋がっているのですが、

キッチンや廊下には

白い雲はまったく流れ出ておらず

何もなかったそうです。

 

 

 

ただグランドピアノの部屋がとにかく、

胸の下まで真っ白な雲海だった。

 

 

そして天恵さんから

しゅわしゅわシュワーーー！と

絶えず白い霧が出ていること。

それが強烈に印象に残っているということでした。

 

 

グランドピアノのある部屋はかなり広いです。

二間をぶち抜いた作りになっているので、

床の間もあって、板間もあって…

 

 

 

グランドピアノだけでなく

アップライトピアノもあって、

みんなでゆったりできるコタツ（机）もあって、、

 

 

 

その部屋がまるまる雲海になっていたというのは

すごい光景だったと思います。

 

 

あと、この天恵さんは

原画ではなく複写したものです。

 

 

 

複写したものでも

エネルギーのある絵はエネルギーを発するんですね。

いやはや

恐れ入ります。。

 

 

 

数十年の時を経て、

何度も聞いたこの話を、改めて聞きながら

あつこさんのスマホの待受画面を

この天恵さんにしました。

 

 

 

ビビッときた方は

スマホや携帯の待受にしてみたら

良いかもしれませんのう。

 

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・

 

え！やだちょっと奥さん！

Amazonなどで現代でも販売されているよ。。！！

 

 

 

ええ〜こんな。。

こんなキャッチコピー見たら

怪しさしか湧かないよ。。。

 

 

 

あつこさんのエピソードがあるから

眉唾じゃない、

本物なんですけどね。。

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい