布にくるまる女の子の抱えた想いは時を越えて。

ごきげんよう。

タロット占い師の中込あいです

 

 

最近、ご相談の中で

過去世の話になることが多いように思います。

 

 

 

以前からコンスタントに

過去世をみることはありましたが、

最近また増えているように思います。

 

 

 

怒涛の変化をする時代に生きている私たちですから、

努力や根性といった俗世らしいものだけでなく、

今を生きづらくしている原因になっている

過去世からの思い癖、余計な引き寄せなどを

クリアにしていくことが

往々にして必要な人が多い時代なのかい？

とタロットに聞いたら

「ワンド６」

「そうだよ〜」と出ました。

 

 

 

タロットが必要というならば、

過去世をみて、今のあなたの潜在意識に

こびりついているもう不要な思考癖も

セッション中に取っ払っていきますからね。

任せてちょーだいね

 

 

さて過去世の例ですが、

少し前に来てくれたKちゃんが

「ブログに書いても良いですよ。」

と言ってくれたので、書かせてもらいますね。

 

 

 

Kちゃんは長い付き合いなのですが、

いつも周りの人に恵まれていない印象がありました。

特に職場はいつも辛い環境ばかりで、

Kちゃんの活動を邪魔する人や

Kちゃんの人格否定をする人が、

不思議なほど周りに集まってしまうのです。

 

 

 

 

これまで数年間は、Kちゃんの

「修行したい」という潜在意識の思いが

そうした過酷な状況を作り出している。

ということで

Kちゃんも私も納得してはいたのですが、

 

 

 

Kちゃんは長い月日を経てようやく、

「もう修行は十分した。

もっと自由に楽しく生きたい。」

と願うようになっていきました。

 

 

 

この変化は私も嬉しくて、

アルテマクラスにも来てくれたKちゃんは

そのテクニックも使って、自分を整え、

願いを現実にさせる力も身につけ、

 

 

もうこれからは

思い通りの人生を創造できるぞ！

というキラキラしたスタートラインに立ち、

新たな転職もすることになって順風満帆！！

 

 

 

・・・と思いきや、

またKちゃんを否定するような

精神がおかしくなるほど追い詰められる

辛辣な攻撃を受ける展開になることがありました。

「これはラスボスだ」と思いました。

 

 

 

サロンにくるなり涙を流すKちゃんのお話を聞きながら

「うんうん」とタロットと対話していると、

「こうした状況をどれだけ打破しようとしても

苦しい環境を引き寄せる原因は過去世にある。

それをみて解放してあげなさい。」

と出るので、

長年の付き合いでしたが多分初めて

Kちゃんの過去世をみました。

 

 

薄暗い土壁の穴蔵のような所に女の子がいます。

その穴蔵？部屋？は密室のように空気が籠っていて、

蝋燭などがたくさん立ててあり、

どうやら儀式をするような場所のようです。

オレンジ色のたくさんの蝋燭の光に女の子が照らされています。

 

 

 

女の子はそのオレンジ色の光に

背を向けるように体育座りで座っています。

布にくるまって小さく固く

引きこもりの人みたいに布の中に

閉じこもっている。

 

 

 

これは密教だ。と思いました。

密教か、もしかしたら邪教と呼ばれるものの

偉い人の娘、それを継がなければならない子。

わかりやすくいうと

「アー○ャリーみたいな子だ。」と言いました。

 

 

 

この子自体はとても純粋で、信仰心が強くて、

それが悪いとか良いとか

そういうことが問題ではないんです。

 

 

 

ただ周りの人間達に勝手に期待をされたり、頼られたり、

そのくせ邪教だと罵られる時は

石を投げられて人の悪意の的になったこともあるし、

 

 

 

周りの人間全てが恐くて恐くて

誰も信じることができません。

彼女の本当の言葉を聞こうとする人なんて

一人も居なかったのです。

 

 

Kちゃんは語彙力が高く、

とてもよく喋る子です。

よく喋るので、Kちゃんはお話しするのが好きな子なんだな。

と以前は思っていましたが、

ここで初めて、

それが間違いだったと気がつきました。

 

 

 

「私は誰にも理解されない」って思い込みが

魂レベルでこびりついているから

たくさんたくさん言葉を並べて

「理解してもらわないと」って

必死に喋っていたんだ。

という想いが伝わってきました。

 

 

 

「本当は今だって、Kちゃんは

人と話すのがずっと怖かったんだね。

『理解されない』っていうのが前提だから。」

と、過去世の中継をさせてもらっている間、

Kちゃんはずっと泣いていました。

 

 

 

「絶対に誰も理解してくれない」

という深い孤独と、

「人が怖い、信じられない。」

という部分をヒーリングさせてもらって

 

 

 

「人と理解し合うのは簡単なこと、そしてそれは

とても楽しいこと！」

という思考に書き換えさせてもらいました。

 

 

 

「人に理解してもらうのは難しいことじゃないんだよ。」

「理解し合った時、素晴らしく嬉しいんだよ。」

「人と話すのはすごく楽しいよ。」

と、Kちゃんの過去世の子に話しかけると、

その布を被った子は

「・・・本当？本当？」と、

キラキラした目で言ってきました。

 

 

 

あ、初めて年相応の子供っぽい顔をしたな。

そうか、子供らしく

ただ遊びたかったんだね。

 

 

 

あの瞬間、私はKちゃんの過去世と直接お話しした気持ちになりました。

素直で超〜かわいいの。

笑っちゃって。心から愛しくなりました。

 

 

Kちゃんは「密教」という言葉に

すごく敏感に反応していたし、

布にくるまっている女の子の姿は

自分でも何度もみたことがあるそうです。

 

 

 

その気になれば誰でも過去世てみられると思うんだよね。

「今」が一番大切なので、

闇雲に過去をみる必要はないけどね。

 

 

 

けれど「今」を生きやすくするためのヒントが

過去世にあることがとても多いのは事実です。

 

 

 

そういう時は

私と一緒に、ご自身の魂を辿る旅をしましょうね。

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい