いつか、「太陽」のように。

ごきげんよう。

タロット占い師の中込あいです

 

 

まるまる一冊「柚木沙弥郎さん特集」の

「別冊太陽」という雑誌が発行されました。

 

 

サミちゃん（父の師なのに昔から影でそう呼び続けている）

超渋い！！かっこいい！！

いや本当に、98歳くらいになるのだけれど、

自分の足で歩いて、

自分でご飯用意して食べたりして、

素晴らしいなと思います。

コロナがなかったら絶対に

一人でフランス行き来しているよ彼は。

 

 

 

そしてね、この別冊太陽の中にも出てくる

布作品は全て、

父の中込理晴が作ったものです。

酒飲みすぎてブッサイクな顔の父☆↓

 

 

父も載っているのかなあ？と見させてもらうと、

なんか、こんだけだった↓笑

 

別にそれは全然良いのですが、

この父の写真の横に書いてある文章を読んで

私は驚愕しました。

なんとも言えない、悔しさ、悲しさですかね。

 

 

 

「え？完全に分業でしょ？」

って即突っ込みました。

子供の私から見てもすぐ分かる。

サミさんはデザインと型作りのみ。

 

それを染めて、最後まで形にするのは

ぜ〜〜〜〜〜〜〜んぶ父理晴が一人でやっていました

 

 

 

「え？だって完全に分業だよね？

作るのはぜ〜んぶ理晴だったよね？」

と私は何度も何度も父母に確認しました。

 

 

 

これはね、どうやらパンドラの箱みたいで、

母も苦笑いしかしません。

父は逃げます。

 

 

 

いや本当は、子供の頃から

ず〜〜〜〜っと分かっていました。

「影武者ってこういうものだ」

ということを。

 

 

父は自己愛がとても低く、

自己肯定も限りなく低く、

インナーチャイルドも自己愛の器もボロボロで

魂が小さく縮こまって

清貧の皮をかぶりながら

本当の自分から逃げていることなんて、

子供の頃からよ〜く知っていました。

 

 

 

そういう人が大黒柱だとね、

家族が辛酸なめることになるんだよね〜〜。

 

 

 

まあ、自分の闇から逃げている人なんて

溢れるほどいるし、

「影武者」なんて世の中にはよくあることです。

 

 

 

でも分かりきったつもりでいましたが改めて、

メディアにある情報をそのまま真実と捉えることはやめよう。

って思わされました！

 

 

ちょっぴり暗いこと書いちゃってごめんね！

でもね、別冊太陽の撮影に来たカメラマンさんが

とっても良い人で、

 

 

 

父の仕事場をとてもとても大切そうに

とてもとても愛おしそうに

「全て宝物です！！」って言いながら

たくさん写真におさめてくれたのだそうです。

 

 

 

母がそれだけで

「なんだか気持ちが救われたわ」

って言ってました。

父の職人としての軌跡を大切に思ってくれて

ありがとうね！カメラマンさん！

 

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい