「憂いの君」卒業します！〜心配性の奥にあったアイドル魂〜

ごきげんよう。

タロット占い師の中込あいです

 

 

リピーターのMさんとは長年のお付き合いですが、

先日のフェイスタイム鑑定セッションで、

はじめて、改まって

ヒーリングをさせてもらいました。

 

 

 

Mさんは一言で言えば「心配性」です。

いつも何か心配事があり、悩み事が尽きません。

その根本原因をみたら、

とても意外でびっくりするものがみえたので、

ご了承をいただいて、書かせてもらうことにしました。

 

 

 

まず頭の中に

「憂いの君」という言葉が響きました。

そして十二単の女性がいました。

 

 

 

Mさんはその昔、

おそらく平安時代に、

「憂いの君」（「愁ひの君」って感じかな）

と呼ばれる

平安貴族の女性でした。

 

 

 

「憂いの君」の憂い顔は、

それはもうものすごく評判で、

ようはメチャクチャ、モテていたのです。

物憂げで儚げな雰囲気が

あまりに魅力的で、

ものすごくウケていました。

 

 

 

（そういう儚げな感じって、近代〜現代ならモテるのわかるけど、

そんな平安時代なんて健康的でふくよかな女性の方が

モテそうなのにねえ？！

まあ流行りは繰り返すからなあ。

その時はそういう吹けば飛びそうな女性が

一定層の需要があったのかもしれませんね。）

 

 

 

とにかくウケがすごくて、

今でいうアイドルみたいになって、

「憂いの君」の存在は

京の都中の噂になっていました。

 

 

 

当の本人のMさんは、憂い顔をしたのは

何かたまたま、偶然だったのでしょう。

あるいは拡散力のあるメンズにたまたま見られたか。。

本人にそのつもりはないのに

いつの間にか「憂いの君」の名前だけが

一人歩きしてしまいました。

 

 

 

こっそり姫君の様子を見に行くメンズや使いの者も多く、

いつ、どこで、誰が、

「憂いの君」を見にきているか分かりません。

だからMさんはずっと

「憂い顔」でいなければなりません。

 

 

 

Mさんは次第に

「憂鬱なもの」を探すのが上手になってしまいました。

いつも体のどこかが痛んだり、

身内の不幸に注目したり、

咲く花よりも枯れる花に目を向け、

いつも悲しいものを一生懸命探し、

 

 

 

「憂い顔キープ」に

専念するようになりました。

そうです、それはもうまさに！

アイドル・芸能人のキャラ設定のそれと

同じ大変さを平安時代に経験していたのです！！

 

 

 

いつ、どこで、誰に見られても

「憂いの君」の期待を裏切ってはいけない。

そう言う「責任感の強さ」や

「人の期待を裏切ってはいけない」

「人の期待には応えたい。」

という思考パターンが、Mさんの中にありました。

今世のMさんも、超頑張り屋さんです。

 

 

 

それは良い側面もありますが、

頑張り屋さんの闇の側面もあります。

「私は笑ってはいけない。」

「私は楽しそうにしてはいけない。」

「私はいつも何か悩みを抱えていなければならない。」

「私はいつも自分の体や環境に不調がなければならない。」

という思考パターン（ブロック）を

持つことになってしまったのでした。

 

 

 

そこをヒーリングさせてもらいました。

憂いの君の役目を終え、

そのカルマを完了させ、

もう自由になろう。

なんの悩みも不調も抱えなくて良い！

私はいつも安心で安全だ！という世界観へと

書き換えさせてもらいました。

 

 

 

すると、「憂いの君」が

初めて顔いっぱいに思い切り笑うのがみえました。

あれ？けっこう笑い上戸だったんだね（笑）

キラキラとした光を浴びながらニコニコ笑い、

成仏してくれたように

光に包まれていました。

 

 

 

 

Mさんの心配性エピソードは数え切れないほどありますが、

例えば頭が痛くて痺れを感じたので

病院に行ってMRIをとってもらった時に、

 

 

 

先生は「なんの異常もないよ。」と言うけれど、

見せてもらったレントゲン写真に

白い影があるような気がして

それが心配で仕方なくて、

 

 

 

また7〜８万もの実費を支払い、

別の病院でも検査をしてもらう。

などのエピソードがざらにある方なのです。

 

 

 

頭では良くないと分かっていても

繰り返してしまう呪縛から、

もう解放されていこうね！

 

 

 

 

そしてMさんからヒーリング後の

メッセージをいただきました。

 

 

 

『昨日の過去生の話面白かったです！

すごく思いあたるなぁ、ということがあり…

歯の部族の話も、

きれいな歯を抜くのが嫌だからってわざと悪くしてやれ、ってのも…

 

 

 

現世の私も元々とてもきれいな歯だったのが、

色々治療してる間にほんとはやらなくてもいい歯をけずられたり、

研修医に根幹治療されて下顎の骨に穴をあけられたりとかもあったんですよね。

 

 

 

なんか今思えば全然やらなくていい治療ばかりだったのにやる羽目になり、

その時の私は治したい一心で突き進んで止まることができなかったので…

 

 

 

その部族の過去生のように、

わざときれいな歯を悪くする、

というブロックが残ってて突っ走ってしまったのでは？と感じます。

 

 

 

そして憂いの君！

あいさんに、小さい時からそうだったの？

と聞かれましたが、

思い返せば幼少期の時から

別に何かあったわけでもないのに、

 

 

 

急に歩いててもズーンて

くらーいなんともいえない切ないというか

重たーい気持ちになることがよくあって… 

 

 

 

それも別に悲しい場面とかでもなく、

親と遊びに行ったりして楽しく過ごしてる時になんですよ！

急にズーンてくるんです😨

保育園とか小学校低学年とかからそうだったんですよ。

 

 

 

きっと憂いの君の記憶で、

私は楽しくしちゃいけない！ってのがあって、

それで楽しい時ほど急にそんな気持ちになって

楽しくしちゃいけない！って

自制してたんじゃないかと…

 

 

 

で、歯のブロックとか徐々にとれていく、とのことでしたが、

そうかも！と思うことがあって、

先日までは、とにかく歯医者に行くともう噛み合わせでどうしようもないし、

手をつけられたら最後だ！

歯が強く当たって今よりもっと違和感がでてやばくなるし、

それを断ったら歯の治療してもらえないだろう、

みたいな思い込みがあって、

それで身動きできなかったんですよ。

（もう、歯に関しては悪いことしか考えられない、って感じで）

 

 

 

でも昨日あいさんになお歯科の話を聞き、

その後にネットの口コミを読んでたら… 「自分の希望を伝えてそのように治療してもらえた！」

とか、

「低予算でいい歯にしてもらえた」

「全体の矯正は高いし時間かかるからと強制はされず、部分矯正で思ったとおりに治療してもらえた！」

というような口コミがあって、

 

 

 

私もこちらの要望をしっかり伝えたらそのようにしてもらえるかも、

という気持ちになってきて、

だいぶ心が落ち着いてきたかも…って思ったんです。

 

 

 

これが徐々にブロックがとれていってるってことかも？と思い

今後が楽しみって感じです！』

 

 

Mさんが歯の治療に対し

前向きな気持ちになった・・・！！！！

これは、Mさんにとって革命ではないかと思いました。

もう憂いを抱えない現実を

引き寄せ出しているのだなと思いました。

 

 

 

ちなみに「憂いの君」の前にも

別の過去生が２人ほど出てきて

それもヒーリングさせてもらったのでした。

 

 

 

「歯」や「噛み合わせ」の憂いを

何十年も抱えているMさんの中には

「抜歯をする通過儀礼をものすごく大切にしている部族」

の過去生の記憶もあったのですよ。

 

 

 

「歯がなくならないと一人前と認められない。

評価されない。価値がなくなってしまう。

だけど健康な歯を抜きたくない。

儀式はすごく嫌で憂鬱だ。

だったら虫歯になって自然に抜けて欲しい。」など、

歯に関して複雑な思考パターンがいくつもありました。

 

 

 

その黒人系？部族時代と、

平安の「憂いの君」時代とも

密接につながっていて、

そして今のMさんにも密接につながっているのです。

 

 

 

これはやってみないと分からないのですが、

一つヒーリングすると、

まるで芋掘りみたいに（笑）

そこに付随する原因の

そのまた原因のものが次々に出てきたりします。

 

 

 

いやあ本当に一世代だけでなく

何度も何度も「輪廻転生」しながら

そのテーマを繰り返している人が

なんと多いことか！

いや全ての人がそうなんです。

これを読んでいるあなた様にも

ものすごいドラマがあるんですよ。

必ずです。

 

 

 

さらには魂だけでなく、

家系のDNAで遺伝するテーマなどもありますからね。

 

 

突拍子もないようにみえてしまう過去生たちも、

必要だからみえるわけで、

その点と点はどこかで繋がり、

螺旋を描いています。

 

 

 

「今」の私たちもその「輪・円」の中にいます。

「今」のMさんが癒されれば、

部族のしきたりに怯えた黒人のMさんも

平安を生きた「憂いの君」のMさんも

癒されるのです。

みんな繋がっているからね。

 

 

なんつって難しいことを書きましたが、

とにかくMさんが少しでも

心配性がほどほどになって

生きやすくなってくれたら

もう何でもいいんだよ！

 

 

 

それにしたって「憂いの君」は

かなりのパワーワードだよなあ

と思いましたよ

 

 

 

今の時代、無理してアイドルしている人は

未来世にその歪みを引っ張ったりしてね〜。

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい