父の誇り！

ごきげんよう。

タロットヒーラーの中込あいです

 

 

 

 

 

 

「誇らしく生きよう！」

 

ということを、記事にしました。

 

↓

 

 

 

 

 

 

 

それにまつわるお話を一つ。

 

 

 

昨日、父リハルが、

「日本民藝館」の雑誌インタビューを受けに行きました。

日本民藝館で

「生誕100年　柚木沙弥郎展」

という催しが来年2023年1月に開催予定です。

 

 

 

 

その記念に発行される、雑誌か冊子か書籍に

（まだハッキリよく分からないと母が言います）

父理晴のインタビューが掲載されるようです。

 

 

 

最初にインタビューの話が来た時は

「父にまともな話ができるわけない。」と

母も私も思っていました。

 

 

 

 

なぜなら、

父理晴は何度かテレビ取材にも答えたことがありますが、

染め物のことを聞かれているのに

トンボの話をしたり、

「ヤベエ奴」感を露呈するばかりだったからです。

 

 

 

「ヤベエおっさんのよく分からない話」

なんて当然、全部カットですよ。

 

 

 

 

でも今回のインタビューの話を聞いた時、

「ヒーリングをするようになって

父が変わり出しているから、

もしかして良い話ができたりして。。」

と、うっすら考えたりしていました。

 

 

 

 

そしてインタビューの翌日、

母に「どうだった？」と尋ねると・・・

 

 

 

 

「・・・いや驚いた。

いい話していた。

すごく良かった。」

と、父の酷評しかしない母が、

とても感心した様子で褒め称えていました。

 

 

何より話を聞いていて良かったのは、

父が驕り高ぶるでもなく、

自分のやってきた仕事を認め、

向き合い、

それに答えている姿がそこにあった。

ということです。

 

 

父は馬鹿みたいに自分を卑下する人間でした。

ヒーリングをしたときに

「自分はゴミだ」

という強い思考パターンがあった人ですから。

 

 

 

褒められても受け入れた姿を一度も見たことがありません。

それどころか

「僕ちゃんなんて、何もできない馬鹿だから」

「僕なんてこんなダメな人間なのにね」

と、ニタニタ笑いながら

一生懸命、汗をかきながら

自分を落とす言葉を発する父しか

見たことがありませんでした。

 

 

 

そんな父が、

褒められたことを自然に受け入れるどころか、

「こういうところが、僕が褒められるところだと思いますよ」

なんて、自分から言ったというのです！！！！

 

 

かといって決して自分の功績を驕るのでもなく、

温かく、ユーモアたっぷりに、

相手を笑わせながら、

本当の「素」の理晴で、

インタビュアーさんとお話ししたというのです。

 

 

 

私もびっくりしました。

そして感動しました。

ああ、父が誇りを取り戻したんだ。と。

 

 

ずっと柚木先生の影武者をしてきて、

布作品の全ては父が作ったものなのだから

もっと父だって認められればいいのに。

と、私は悔しい思いを抱いてきました。

 

 

 

だけど、世間に認められるとか

そんなのもう

どうでも良くなっちゃいました。

 

 

 

父が自分の誇りを取り戻した。

父がこれまでの自分の仕事を認めることができた。

父が自分のここが褒められるところだよ。

と自分で言った。

 

 

 

もう充分です。

すごく嬉しいです。

 

 

 

ヒーリングできるようになって

本当に良かったです。

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい🍀