「ハングドマン」は「タケノコマン」

ごきげんよう。

子供の頃は「きのこ派」でしたが、今ではすっかり「たけのこ派」中込あいです

 

 

 

これの話↓

※画像は明治さんのHPより拝借

 

 

 

いやこれの話ではなく↑

私の友人、マダムS夫人のお話です。

 

 

 

マダムS夫人は、大変なお料理上手で、

それはもうパワフルに

たくさんの食べ物を作って

たくさんの人に豊かに振る舞うタイプの方なのです。

 

 

私の周りに何人か同じタイプの方がおりますが

もう、そういう人大好き。

美味しいものを食べさせてくれる

のはもちろんですが、

 

 

 

そういう人は一緒にいるだけで

「食べる＝生きる元気」を

たくさんたくさん与えてくれます。

それって十分、魂の仕事をされているなあと

輝いて見えるから好きなのです。

 

 

そんな料理上手な人は皆共通して

「良い食材」に出会うと

目が輝き、鼻息が荒くなります。

 

 

 

マダムS夫人もまた然り。

今年のタケノコの時期に、

東京西側の奥地へ行った時、

道の駅に

たくさんの朝採りタケノコが売られているのに遭遇したのでした。

 

 

 

類に違わず、目はランラン＆鼻息荒くなったS夫人。

迷わず購入しようと思いましたが、

その日は別の用事があり、

東京西側の奥地へ出向いたのでありました。

 

 

 

もし今ここでタケノコを買ったら、

一日中、暑い車の中にタケノコを放置することになる。

そうでなければ、

一日中、リュックの中からタケノコがはみ出た状態で

用事を済ませることになってしまう。

 

 

 

どちらもヨロシクない状態です。。。

そこでS夫人は、サッとタロットを取り出し

聞きました。

 

 

 

「タロットさん、私が用事を済ませて帰る頃にも

まだタケノコはありますか？」

「吊られた男・逆位置」

「ないよ。」

 

 

これね、逆位置が出て

「ないよ。」って出たのにね、

マダムS夫人は、

このハングドマンの頭が

タケノコに見えたのですって。

んまッ！！タケノコじゃない！！

じゃああるってことね！！

じゃあ帰りに寄るわ！！！

 

 

 

と、ハングドマンの頭がタケノコに見えたばかりに、

早とちりしたまま

用事を済ませ

帰り際に同じ道の駅に行くと・・・

 

 

 

たくさんあったはずのタケノコは

全て売り切れていました。

 

 

 

 

「何よ！！タロットの嘘つき！！！！」

と、タロットに「キイ〜ッ」と思いをぶつけようとしたS夫人、

そこでようやく、

「吊られた男」が逆位置で出ていたことに気がつきました。

↓

あれ？これ逆位置じゃない。

ってことは「帰り際に行ってもないよ。」

って意味じゃない。

 

 

もおおお〜〜〜〜

この頭が！！タケノコに見えたせいで！！

と、脱力したそうです。

 

 

言われてみると、この人の毛が

タケノコのてっぺんの芽？みたいだし、

光っているのが

「竹取物語」って感じだけどさ（笑）

 

 

私もそのエピソードのせいで

しばらくこれを見るたびに

「タケノコマン」って思ってしまうよ。

 

 

「ハングドマン」は確かに

正位置と逆位置を見間違えやすいので

気をつけようね。

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい