ごきげんよう。
タロット占いで運気上昇☆の中込あいです
今日はカードの解説を
張り切って参りましょーー・・・
おおっと!?なんとこのブログでの
タロットカード解説、
最後の一枚でございますわよ!
78枚目、最後の一枚に
とってもふさわしいピックアップカードはそう
「愚者~The FOOL~」です!!
最後にして最初の一枚よ。
何の気無しに書き始めた解説だったけれど、
最後はこの「愚者~The FOOL~」にしようと
いつからか思っていたのよ。
そうです、
このカードは全てのはじまりのカードよ。
なにせ番号がゼロだからね。
数字を与えられていない特別なカードなのよ。
超純粋無垢でピュアな胎児みたいなものよ。
「終わりははじまり」
「バカと天才は紙一重」
「輪廻転生」
というような無限ループを
ギュッと凝縮したような一枚なのですわよ。
このバカモノはいったい何をしているのかしら。
崖の上で踊るように
旅に行こうとしているのかしらね。
本当のバカって結構最強なのよね、
恐れるものがないのよ。
「無垢でピュア」
何をしでかすか分からないところに
ものすごい「可能性を感じる」し
「純粋な探究心や好奇心」が有りそうよね。
「常識や固定観念に縛られることがない」ので
「自由奔放」で「風変わり」
それを「個性的」と呼ぶ人もいるわね。
何もこのバカモノを「束縛するものがない」のよ。
エラい人には
同じレベルのエラい人でないと意見が言えないか
というとそうでもなくて、
エラいとかレベルとかが通用しない
バカや道化の方が、
エラい人に真理をついた意見を言えたりするものよ。
けれどやはり無垢は「無知」なのよね。
逆位置や否定的な部分を表す時は、
こうしたバカモノのダメな部分に
フォーカスすることとなります。
無知の魂は
これからまっさらな頭と心に
色々なものを吸収して行くのだけれど、
からっぽな心ほど恐いものもないわ。
自分の軸がちゃんとしていなければ、
途中で悪魔~The DEVIL~の誘惑にだって
染められることにもなってしまうわ。
そうならないためにも
隠者~The HERMIT~のように智慧をつけていき、
無知ゆえの強さとは違う
力~STRENGTH~のような勇気を身につけて行き、
このバカモノは
世界~The WORLD~を目指すための旅を
はじめるところなのでしょう。
(悪魔~The DEVIL~の解説はこちら)←クリック!
(隠者~The HERMIT~の解説はこちら)←クリック!
(力~STRENGTH~の解説はこちら)←クリック!
(世界~The WORLD~の解説はこちら)←クリック!
というように、
「魂の進化をするべくはじまる人生の出発点そのもの」
といった意味合いも
含まれるカードです。
平たく言うと「子供の誕生」とか
「人生の新しいステージのはじまり」みたいなね。
智慧や経験を身につけていかなければ、
このバカモノは容易に
この崖から落ちてしまうでしょうね。
なのでこのカードが出た時には、
その人の「冒険心や探究心」
「未知へ挑戦しようとする姿勢」は
肯定的に捉えるべきだけれど、
「すぐそばに崖のような危険があること」も
伝える必要があるかもしれませんね。
このバカモノのすぐそばで、
白い犬が必死で吠えているわ。
危険を知らせてくれる存在は近くにいるか、
もしくは自分自身の中で
危険をキャッチしている可能性だってあるでしょう。
ちょっとここで分かりやすく、
この愚者~The FOOL~を私に例えてみます
私は仕事が占い師であり、
本気の遊びとして
バンドのギターボーカルをしております。
それを「普通ではないことをしていてかっこいい」
「自分を挑戦している人」
「個性的」「珍しい」「突飛な人」
「自由気まま」「趣味に生きる人」と
肯定的に捉えるのが
愚者~The FOOL~の正位置の側面になります。
しかし、私の親戚や
私のことをよく知らない人には
「定職に就かないバカ者」
「いい歳して結婚もせずフラフラ好き勝手生きてる人」
「その日暮らしをしている風なダメな奴」
「後先考えていない」「現実を見ていない」
などと思われることもあるでしょう(笑)
それが愚者~The FOOL~の
逆位置や否定的側面になります。
このバカモノは
白いバラを手に持っていますよね。
白は純粋さ・神聖で無垢な希望を表しています。
それだけ「計算や損得など関係のない何か」に
突き動かされるものがこのバカモノにはあるのでしょう。
しかも荷物が少っ(笑)
むしろ何が入っているかも意識していなさそうですよね。
全財産なのか何なのか、
この荷物が無くなっても気付かなそうです。
う~んバカって恐ろしい。
「型にはまらない」
「ものごとに無頓着」
「ひょうひょうと生きている」
そんな感じの人や、
そんな感覚が必要な時に
ひょっこり表れるカードなのであります。
やり過ぎると(逆位置の要素が増えると)
「危険が迫っているのに気付いていない」
というように「危機管理の無さ」を表したり
その「奇抜さ・突飛さが周りに害をもたらす」
「もっと地に足をつけなさい」
などという警告になることもあるわ。
他にも「好奇心は猫をも殺す」
ようなことになっているか
「逃避しているだけ」「現実感がない」
というように
負の側面が色濃くなります。
多くのタロット解説本は、
この愚者~The FOOL~から
はじまっているものが多いです。
タロットを手に取って、
まず一枚目に見るのが
愚者~The FOOL~である人は多いでしょう。
タロットに触れることは
人生・人間・宇宙など、
説明することができないものの
神秘そのものに触れるようなものです。
しかも誰でも超簡単に
その神秘を身近なものにできる
最強便利道具です。
タロットを手にしたあなたは
愚者~The FOOL~そのものです。
バカでもいいじゃない。
見えない世界を強力サポーターにして、
効率よく人生を楽しんで生きていっちゃいましょ☆
読んでくれてありがとう☆
あい🍀
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