ごきげんよう。
タロット占いで運気上昇☆の中込あいです
さあ今日もカードの解説いってみましょう!
今日は上級編か!?
ピックアップカードは
「運命の輪~WHEEL of FORTUNE~」
おお・・・改めて眺めると
何か神秘的な塊のような、大きな力を感じるカードですわね。
けれど
私たちの日常に神秘があり、
日常そのものが神秘ともいえるものです。
決してこのカードは「特別」なカードではなく、
この運命の輪は常に回り続け、
私たちは常にこの輪と共に生きていることを
念頭に置いてくださいね。
では実際の鑑定で「運命の輪」が出て、
どう解釈すれば良いのかというと、
まずは大まかに
「人生の転機」
「大きな成長のチャンス」
を主には表すことになるわ。
ものごとの「結果」には必ず「原因」があります。
食材を切って味付けをするという「原因」があってはじめて
スープという「結果」は出来上がるわ。
釣り糸をたらすという「原因」があって
魚が釣れるという「結果」が訪れる。
鍛えるという「原因」が強い体という「結果」を生む、
勉強という「原因」が賢さという「結果」を・・・
というように全てのものごとに
「原因」と「結果」があるのよ。
もっと大きくいうと「因果応報」という読み方もできるけれど、
これはだいたい私があれこれ言わなくても
カードを見た本人が
それぞれに何か感じるものがある場合も多いです。
つまりこのカードは
「これまで行って来たものごとに『結果』が訪れること」
「また次の『結果』を生むための『原因』をつくるべき時が来ていること。」も表すことがあります。
そして「時の流れが重要な時」にも出るわね。
みなさま、デジタル時計は抜きにして、
何故時計が丸いか考えたことはありますか?
・・・それっぽい質問しといて
私も何故時計が丸いかよく分からないのだけれど(笑)
12時まで達したらまた1・2と同じ早さで針は回りだすわ。
5月6月7月・・・と時が流れまた5月はやってくるわ。
春夏秋冬ときてまた春はやってくるわ。
地球も太陽も月も宇宙の惑星も回っているわ。
同じことを繰り返しているのよ。
だけど同じではないのよ。
「今」は「今」しかない。
「運命」も同じ。
深い話しになってしまうけれど
魂だって「輪廻転生」をし、その人の魂は
毎回同じような課題を抱え、
同じような運命を辿っていることがあるわ。
だけど同じではないのよ。
あなたの「今の人生」は「今」しかない。
時の流れというのは一直線なものでしょ?
砂時計の砂が逆流することはないのよ。
過去に戻ることはできないわ。
朝が来て夜が来てまた朝が来るように
時の流れは円を描くようだけれど
つなぎ目は実はつながっているのではなく。
螺旋を描いているのよ。
スパイラルね。
実生活に沿わせて考えると
スポーツの基礎練習で同じようなことを繰り返すことが
強靭な肉体と素晴らしい技術を生むように
なにごとも、
きっちりとキレイな円を描くことが
繰り返されることで
ものすごいエネルギーを生み出すという考えがあるわ。
例えば茶道ではきちんと順序だてて
最後には最初の状態に戻すでしょ?
「使ったものは元に戻す」
「用を足したら最初のキレイな状態に戻す」
というように、
全てのものごとにおいて
最後には最初の状態にして円・輪・丸にする
ということを繰り返すことで、
回転のエネルギーがはじまり、そこから
少々のことではブレることのない
揺るぎないエネルギーを生み出すことができるのよ。
だから「継続は力なり」というのね☆
「負のスパイラル」という言葉は
耳にしたことがあると思うけれど、
同じように「正のスパイラル」に入れば
もちろん運気は上昇に入りだすわ。
浮き沈みはあるとしてもね。
だから
「あなたが上昇気流にのりだす」
「あなたの選択は間違っていない」
という出方として読める時もあるわ。
よいパラレルワールドを選んでいる状態にある
という肯定の意味で出るのよ。
(パラレルワールドを選ぶとは)←クリック!
逆位置や否定的な出方になれば
「暗転していく」
それこそ「負のスパイラルに入る」
「良からぬ方向へいく」
という展開にもなりかねない。
その「警告」として出る場合があるということよ。
分かりやすい例として、
私がタロット占い師として本格的に名乗ろうかと決意する時に
このカードが出たのよ。
「お!やはりこの道でやっていっていいよってことね!」
と思った翌日
「運命の輪・逆位置」が出たのよ。
「あれ、やっぱりダメってことか・・・」
と落ち込んでいたら、
その時そばにいた母が
「あんたは今試されてるんや。
今のあんたはスタート地点や。
良い方向へもいけるし、悪い方向へもいく可能性がある。
それだけ目に見えない世界は恐いもんやで。
それを覚悟しなさいってことや。
慎重にやりなさいってことや。」
と代わりにリーディングしてくれて
ものすごく合点がいきました。
このように、ものごとの「スタートにおける心構え」
を要求されることもありました。
他には、
この運命の輪に、
蛇とキツネみたいな獣が乗っているわよね。
「運命は自分で変えていくことができる」と
ここでも説明(←クリック!)しておりますが、
宿命の流れは動かすことはできないけれど
運命の歯車は、自分で乗り換えたり
運転したりwすることができるのよ。
それはこの蛇が表しているわ。
蛇は一生懸命うねりながら
自分の力で回転する歯車の中を歩もうとしているのよね。
つまり「運命に対して主体的」なのよ。
それにくらべてこのキツネみたいな獣は
(エジプト神話のセト神といわれております)
背中預けちゃってまぁまぁ、
グルングルン回るわよこれじゃ
こんな心持ちでは「運命に振り回されてしまう」わ。
流されるままに生きている獣と
一生懸命自分の運命の輪と向き合う蛇、
運命の歯車が、
一周する時を迎えてスフィンクスに会う時
ご褒美をもらうのはどちらでしょうねぇ~?
ひとくちに「転機」といっても
いろいろな意味合いを含んでいるのが
雰囲気で伝われば良いのだけれどもね。
とりあえずここで止めておくわ。
大アルカナはやはり深いわね~!!
読んでくれてありがとう☆
あい🍀
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