セピア色の空間と土橋〜その２〜

ごきげんよう。

タロット占い師の中込あいです

 

 

あつこ叔母ちゃまと、祖母が体験した

とても不思議な

セピア色の土橋のお話

つづきです。

 

 

 

 

この話も私が小さい頃に何度も聞きました。

幽霊とかの話より

また違う怖さがあるなと思いました。

 

 

 

もしあつこさんがそのまま左に左折して

そのセピア色の土橋を渡っていたら・・・？

 

 

 

神隠しにあっていたのではないか。

きっと円山川から遺体も車も上がらないのに

事故と扱われるなどして・・・

なんて当時はみんなで想像して

鳥肌が立ったものです。

 

 

 

あれから何年も経った今

タロットでその謎に迫ってみることにしました。

 

 

 

今回は色々と複雑で、

色々と聞きまくったので、

リーディングの結果だけ書かせてもらいますね。

 

 

「あつこさんと敏子さん（祖母）が足を踏み入れかけたのは

いわゆる『過去』の景色。

その土地にある過去の記憶。

 

 

けれども同時に『パラレルワールド』でもある。

つまり、『過去』だけれど、

我々の知っている過去ではない。

 

 

かといって、

『黄泉の国』みたいな異質な異世界などでもない。」

 

 

 

「もし土橋を渡ってセピア色の空間に入ってしまっていても、

神隠しになるということはなかった。

 

 

ただその代わり、

時間軸がおかしくなっていただろう。

それは数日単位、数年単位であり得た。

いわゆるタイムスリップ的なことをしていたかもしれない。」

 

 

「円山川沿いのその地点が、

時空が歪みやすいスポットであったことも

多少は原因としてあるけれども、

 

 

やはりあつこさんが『特別な儀式をした後だった』

ということが大きな原因になっている。」

（先ほどあつこさんに確認したところ、

一等特別な儀式だったそうです。）

 

 

 

あと後日、

あつこさんが同じ場所に確認に行きましたが、

もちろん土橋はなかったし、

橋そのものも、そこにはなかったそうです。

 

 

 

 

「特別な儀式をして、

波動が通常よりもかなり高くなっていたのもあるし、

あつこさん自身の精神面での葛藤が

波動の乱れとなり、何かそうした時空の歪みと

偶然的に重なってしまったのです。」

 

 

 

ということでした。

ここでいう葛藤の意味を

先ほどあつこさんに確認しました。

 

 

「写経をして、特別な処置をして、

そのあとは『天におまかせ』と心は平穏だったので

あの日の運転中は

苛立ちや憤り、恨み妬み嫉みみたいな

真っ黒な感情に呑まれていたわけでは

もちろんないけれど、

 

 

 

そこに至るまではもちろん

穏やかではない精神状態が続いていたので、

「精神面に乱れがあった」と言われれば

そりゃ普通ではない状態だったかな。」

ということでした。

 

 

 

うん。なんとなく分かるけれど、

我々の想像や理解を超えているので

「ふーむ」と言わざるを得ないって感じですね。

私的には、

タロットがこう出てるんだからそうなんだろうなー

って感じです

 

 

 

 

ちなみにこの

「あつこさんが視たセピア色の世界」

には後日談があります。

 

 

 

この出来事があった後、

あつこさんが深夜、何気なくテレビをつけていたら

片岡鶴太郎さん、風間杜夫さん

秋吉久美子さんなどが主演の

「異人たちとの夏」

という映画が放送されていました。

 

 

 

あつこさんはそれをぼんやり観ていたら、

主人公？が、

セピア色の空間の世界に入って

死者に会いに行く？

だかなんだかのシーンがあったそうです。

 

 

 

それを見た瞬間あつこさんは

「そうそう！これ！同じや！こんな感じ！！」

とビビッときたのだそうです。

なのできっと

「異人たちとの夏」の製作者さんたちの中には

私と同じ経験をした人がいるのかもしれない。

と、言っていました。

 

 

 

 

あとちなみに、

あつこさんと母ノリコさんが

小さい時に視た妖怪・アヤカシ「台風の目」

これもセピア色の世界だったんだよね。

 

 

 

こうした日常とは少しズレた世界は

セピア色の大気でみえるのかもしれませんね。

 

 

 

不思議だね。

おもしろいね。

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい