ごきげんよう。
パン耳いらない派です。中込あいです。
皆さんはパンの耳と、中のふわふわと、どちらが好きですか？
私は断然、中のふわふわ派です。
昔は中身だけ食べて耳を残して、
残した耳は、母か姉が食べてくれました。
母と姉は、パン耳が好き派です。
これで我が家は平和でした。
今は同居人と暮らしていますが、
私も同居人もパン耳いらない派なので、
フランスパンや食パンの耳が多い端っこは、
実家に持って行ったり、
鳩やスズメにあげたりして平和を保っています。
パンの中身派、耳派は、家族の戦争と平和を二分する
地味な要素の一つかもしれません。
だってこの
パン耳問題で離婚した夫婦がいらっしゃいますから。
私も信じられなかったけれど、
かなり昔に母が聞いた話です。
その夫婦の奥さんはパンの耳が好きでした。
自分がパンの耳が好きだから、
旦那さんにパン耳を食べさせてあげようと、
いつも自分はフワフワの中身を食べてあげていたのだそうです。
フランスパンも、食パンも、
中身のフワフワをほじくり、
大好きな耳は旦那さんにあげるようにしていたのだそうです。
毎日毎日、地味な自己犠牲を続けていました。
一方、旦那さんの方は、
パンの耳派なのか中身派なのかそれは知りませんが、
毎朝、自分の妻が
フランスパンや食パンの中身をほじくって食べる姿が
嫌で嫌で嫌で嫌でたまらなかったそうです。
もちろん他にも色々なすれ違いの原因はあったと思いますが、
ついに旦那さんのイライラが爆発して
離婚に至ったというのです。
奥さんにしてみれば、
「私はいつも我慢してパンの中身を食べてあげたのに、
わざわざ大好きなパン耳を譲ってあげたのに。」
って感じだったのだと思いますけども。
親切なつもりの自己犠牲って
独りよがりになることもあるから気をつけようね。
すごく小さなことだけれど、
小さなすれ違いや違和感は
毎日毎日毎日積み重なると
全てを壊すほど大きなエネルギーになってしまうんですね。
たくさんの夫婦やカップルの問題を
数え切れないほど見させてもらいますが、
兎にも角にも、
気持ちの良い人間関係に必要なのは
「話し合うこと」「コミュニケーションを取ること」
これ以上でも以下でもありません。
雑多な日々の中で流してしまう違和感を、
ちょこっとでも引っかかることを、
面倒だと思っても、いかにそれを話し合えるか。
これしかないんだよねえ。
話し合いの土俵から逃げる人も多いけどね。
（特に男性は仕事に逃げる）
そういう奴とはもう一緒にいる必要ないし、
外に目を向けることも最善だったりするよね。
平均寿命が伸びている現代だからこそ、
パートナーを一人だけにする必要もないしね。
その塩梅やらバランスをみて、
その人にとっての最高最善を探っていくことも、
占い師ヒーラーの大きな仕事の一つだよねえ。
読んでくれてありがとう
あい
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