ピンクのポロシャツを着こなす、ダイダラボッチ。

ごきげんよう。

タロット占い師の中込あいです

 

 

しょっちゅうお家に遊びに行っていて、

遠くの親戚よりも仲良くしてもらっている

T家という一家がいます。

 

 

 

今日はそのT家の家長、チャンが体験した

不思議なお話をひとつ。。

ちなみにチャンとはこんな人です↓

 

 

 

チャンとその妻、スーパー主婦Kさんは

福岡と熊本の出身です。

 

 

 

それは今から２５年ほど前の話です。

まだ二人は九州に住んでいらっしゃいました。

 

 

 

Kさん（美人）は、演劇をやっていらしたので

劇団の仲間たちで毎年夏に

久留米市の若宮八幡宮の麓にある

王子キャンプ場という所で

キャンプをするのが恒例行事でした。

 

 

 

その劇団のキャンプに

チャンは同行したのでした。

 

 

そのキャンプ場は山なのですが、

いわゆる霊山と呼ばれている場所だそうです。

 

 

 

Kさんが言うには

「不動明王と龍神さんなどがいらして、

修行場になっとぉとよ。

山からの湧き水を人工のパイプでつないで、

上からチョロチョロと水が落ちるようにして

一応滝浴び的なこともできるようにしとるったい。」

（いざ文字に書くと博多弁は超あやふやです面目ない。）

とのことでした。

 

 

 

キャンプ地には王子池という池があって、

その近くには何かの儀式をするための？

土俵があったそうです。

「変わっとるなー。」

なんて言い合ったそうです。

 

 

 

その王子池の近くで煮炊きが始まり、

飲み食いし、

ワイワイと宴が盛り上がりました。

 

 

盛り上がってきたので

その王子池をバックにする形で

チャンはギターを持って歌うことにしました。

もう一人、パーカッションをする人も出てきて

二人で良い感じで演奏をしていました。

 

 

 

演奏をしていると

チャンはなにやら、後ろに気配を感じました。

後ろは溜池なので

誰もそちらに居ないはずなのに

なぜか気配を感じます。

 

 

 

やだなーやだなー

こわいなーこわいなー

と思いながらも、

チャンは演奏をしつつ

チラと後ろを振り返って見てみました。

 

 

 

するとそこには

 

 

 

 

じ〜っとこちらを見ている

大きくてずんぐりした丸坊主の

「人のような何かが」いました。

 

 

 

なぜ「人」だと思わなかったかというと

異様に大きかったからです。

腰から上だけが見えていたのですが、

上半身だけで２メートルはあったそうです。

 

 

 

 

ダイダラボッチだ…！！

とチャンは瞬間的に思いました。

 

 

 

そしてダイダラボッチは何故か

ピンクの無地のポロシャツを着ていたそうです。笑

 

 

 

 

 

ひゃーえらいもんをみたと思ったチャンは

咄嗟にパーカスの人に目配せをすると、

パーカスの人も同じように

驚いたような表情をしていました。

どうやらチャンだけでなく

二人でダイダラボッチをみたのだそうです。

 

 

 

そこで演奏を止めないでやり切ったのは

プロ根性だったのかもしれませんね。。

 

 

 

その後も宴は続行されたそうですが、

パーカスの人は元々、霊感が敏感らしく、

瞑想か何かをし始めたら

てんかんのような発作を起こして

倒れてしまいました。

 

 

 

「ここヤバイな…」などと皆で言いつつ

救急車は呼ばずにやり過ごしたみたいです。

 

 

 

（２５年前のことなので、

ダイダラボッチをみたということ以外の記憶は

割と曖昧な部分も多いようでした。）

 

 

そして、その夜か夜明けか翌日かに、

キャンプ場から山の上の方へ続く？

石段があったので、それを昇ってみると

お地蔵さんが並んでいました。

 

 

 

そのお地蔵さんのうちの一体の首が

なんと無残にも転がっていました。

チャンたちは

「ああ、これだ」と

昨晩から感じていた妙な空気感の原因だと

直感的に感じて

そのお地蔵さんの首を元に戻してあげたそうです。

 

 

 

という体験談でした。

 

 

蛇足かもしれませんが、

またタロットで色々と確認させてもらいました。

 

 

 

チャンがみたダイダラボッチは

妖怪や妖（アヤカシ）の類ですか？

それともそれ以外の何か？

 

これもタロットに聞きまくったので

リーディング結果だけ書きますね。

 

 

 

「妖怪や妖（アヤカシ）と呼ぶものとはちょっと違う。

ましてや、幽霊とか生き霊とか残留思念とか、

ヒトが生み出した何かでもない。

とはいえ、精霊などとも違う。

 

 

 

チャンがみたものは『神』と言えるもの。

それは良い神とか悪い神とかではない、

善悪は関係がない。

『神的なもの』ですよ。」

 

とのことです。

 

 

 

 

では、パーカスの人が

てんかんのようなトランス状態になったのは

そのダイダラボッチの影響か？

首が転がってしまったお地蔵さんの影響か？

場の空気？はたまた、ただの体調不良？

 

「それは思い切り、首を落とされてしまった

お地蔵さんの影響。」

 

 

 

「けれど、呪いとか祟り、障りではない。

お地蔵さんが首を直してほしくて

気がついてほしかったとかでもない。

ただただ、そのパーカスの人と

そのお地蔵さんの波長が合ってしまっただけのこと。」

 

だそうです。

 

 

 

ふ〜む。なるほど。

あと私は、

ダイダラボッチって妖怪だと思い込んでいました。

 

 

 

今改めてネットで調べると

「神様」という表現も多くされていますね。

きっと「神様」という認識の方が

正しいのかもしれませんね！

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう

あい